MAXIMUM JOY、GLAXO BABIESなど、Yレーベル/ブリストル・ポストパンク好き必携・必聴!自主レーベルからリリースの唯一作!
V.A.『TOUCHDOWN』にも参加していましたが、他のグループに比べて圧倒的に認知されていないマイナー・ユニット。といってもGLAXO BABIESやMAXIMUM JOYのサックス奏者であるTONY WRAFTERが率いたグループで、サウンドもまさにMAXIMUM JOY路線。ANGELA STEWART嬢のエキセントリックなスクリーミング・ヴォーカルと、パンキッシュで尖った演奏が時弾け合うキラー・チューン「UP YOUR EGOS」をはじめ、各曲に挟まれたインタールドやB面の大作「GOING TO THE GIVE」など、室内楽やフリー・ジャズを通過したRIP RIG+PANICに通ずる展開もあり。そのRIP RIG+PANICでも演奏しているSARAH SARAHANDIがヴィオラで、LONDON UNDERGROUNDやON-U SOUND周辺で活躍するDAN SHEALS、さらにPAUL (NELLIE) HOOPERも参加。自主レーベルZIMDISCZからリリースされた唯一の作品です。MADE IN FRANCEのUK ORIGINAL盤!「GOING TO THE GIVE」にプレスミスが見受けられますがプチ音が3回入る程度で針飛びはありません。
最強のブリストル・ポストパンク!
後にWILD BUNCHに参加し、SOUL II SOULを結成するブリストル・シーンの最重要人物ポール・フーパー(=ネリー・フーパー)と、同じくSTARTLED INSECTSやFEDERATION〜MASSIVE ATTACKやRONI SIZEなどでもドラムを叩くロブ・メリルらが在籍した、伝説的ポストパンク・バンド。翌年にはYからもシングルをリリースし、オムニバスV.A.『BIRTH OF THE Y』にも参加していますが、こちらが初音源となるファースト7インチ。裏ジャケットの”DRUMS GUITAR & TRUMPET DRUMS AND DRUMS”というクレジット通り、高速ジャングル・ドラムに暴れ回るようなベース、鋭くソリッドなギター・カッティングと荒々しい咆哮がハイテンションで弾き出されるキラー・チューン。トランペットやエフェクトも飛び交う「OOH?」両面とも素晴らしいです。