(JPN / DEADBALL / DB-3401 / 1982 / PROMO / MEDIA:EX- / JACKET:VG++ 経年シミ GATEFOLD)
後にTOMATOS(TOMATOES)として活動する松竹谷清を擁した東京のブルース・バンドJUKE(マッドブルースバンド後身)と、名古屋のソウル/R&BバンドTHE UP TIGHTの1982年9月27-28日に行われた原宿クロコダイルでのライヴを収録した2枚組ライヴ・アルバム。ギラギラしたスライド・ギターが洪水のように響くELMORE JAMES「PLEASE FIND MY BABY」カヴァーなど、圧倒されますよ。永井隆、近藤房之助、服田洋一郎、小堀正、吾妻光良、梶原信幸、正井芳幸といった和ブルース界の最重要人物らがライナーを寄せています。
(JPN / KITCHEN / DANCE 2 / 1983 / 45 RPM, MINI-ALBUM / MEDIA:EX- / JACKET:EX-)
キッチュでドリーミィな和ニューウェイヴ/シンセポップ名作!バレアリック〜VAPORWAVE通過後の耳にも刺激大!
日向隆一・安城陶子らによる和ニューウェイヴ・ユニット。菅原一進が主宰し、メトロファルスやVOICEなども輩出したKITCHENからのリリース。「THESE MELODRAMATIC THINGS」、「FAIRLY TERRY」、「WHATEVER THE LAST MAN IN THE WORLD YOU ARE」の3曲を収録した45回転12インチ。田村玄一、小滝満(CINEMA, 水族館オーケストラ, 戸川純とヤプーズ, メトロファルス, ECSTASY BOYSなど多数)、MIO FOUこと美尾洋乃(REAL FISH)、川合由美子など、界隈重要人物が演奏参加。この時期の国産シンセポップならではの、バレアリック耳にも刺激的に響くキッチュな夢心地サウンドで近年、世界規模で再評価・WANTが進んでいる一枚です。
(JPN / KAZ / RVC CORPORATION / RPL-8282 / 1984 / MEDIA:EX- / JACKET:EX- 帯付)
アンタも忍者!ワタシも忍者!目つぶし投げてドロンドロン!「WE ARE NINJA」!人気曲「JAPANESE RHUMBA」カヴァーを収録した日本盤!
カズコ・ホーキとカズミ・タグチの在英日本人デュオ=フランク・チキンズ。クセの強い作品ばかりを残すユニットですが、彼女達の代表作といえばやはりコレ。一度聴いたら頭から離れない”アンタも忍者!ワタシも忍者!目つぶし投げてドロンドロン!”のコーラス・フックがとにかく強烈。ラストは爆発エンディング(ライムスター風にいうとニューヨーク・エンディング)です。NINJA TUNEからも再発見され、電気グルーヴ「あしたのジョー JOE」でもサンプリングされています。負けじとオリエンタル・エキゾ・ニューウェイヴな「SHELLFISH BAMBOO」や「WE ARE FRANK CHICKENS」、音頭モノ「PIKADON」、「MADAM FATAL」に「MOTHRA」など。プロデュースを手掛けるはDAVID TOOPとSTEVE BERESFORD。海外盤と異なり、日本盤は「SAKE BALLAD」の代わりに「JAPANESE RUMBA」のカヴァーを収録!
(JPN / KING / K28A-736 / 1986 / 見本盤 PROMO / MEDIA:EX- / JACKET:EX- 見本盤ステッカー 帯に経年シミ カードなし 帯付)
如月小春が残した唯一のアルバム!驚異的な音像に誰しもがブッ飛ばされる、和エレクトロ・アヴァンポップ/アンビエント怪盤!
劇団NOISEを主宰し、44歳で急逝した不世出の劇作家・演出家・エッセイスト、如月小春が残した唯一のアルバム。「NEO-PLANT」は坂本龍一が作編曲を、タイトル曲「都会の生活」は高橋悠治が作編曲を担当。高橋鮎生、近藤達郎、伊東信介らが支える研ぎ澄まされたサウンド、凄まじい音像に何度針を落としても感動を憶えます。GERMAN ROCK〜GERMAN NEW WAVE、POST PUNK / NO WAVE好きな方も手に取って欲しい作品です。オリジナル盤のレコードで爆音再生して、体験してください!
(JPN / DEAD BALL / DB-2502 / 1982 / 見本盤 / MEDIA:EX- / JACKET:EX-)
“ホトケ”こと永井隆氏率いる伝説のブルース・バンド! 吾妻光良&スウィンギン・バッパーズ好き必聴!ライナーは鮎川誠さん!
「SATURDAY NIGHT FISH FRY」(LOUIS JORDAN)、「BIG BOSS MAN」(JIMMY REED)、「WHOLE LOT OF SHAKIN’ GOING ON」(BIG MAYBELLE)、「MAMA, TALK TO YOUR DAUGHTER」(J.B. LENORE)、「JUSTINE」(DON AND DEWEY)などのブルース/リズム&ブルース・スタンダードを日本語詞を交えてカヴァー。「SATURDAY NIGHT FISH FRY」と「TALK TO ME」カヴァーをカップリングした7インチ付き。
(JPN / RCA / RHS-300 / 1987)
(JPN / ULTRA-VYBE / OTS-362 / MEDIA:M / JACKET:M)
後にMOGA THE ¥5を結成するエスカルゴ氏が率いたバンドが残した、元祖メロディック・パンク歴史的名曲の初7インチ化!
日本のパンク/オルタナティヴ・ロック史を語る上で欠かせない、ライター中込智子さんが1989年に監修したCAPTAINの伝説的オムニバスV.A.『STRAIGHT AHEAD II』(単独音源リリース前となる初期BLOOD THIRSTY BUTCHERSと、同年にB.S.P. PROJECTからアナログ『EAST END LAND』リリースとなるEASTERN YOUTH(両バンドともまだ大文字表記)らが参加)に唯一収録され、発表当時はこのオムニバスV.A.『STRAIGHT AHEAD II』を手にしなければ聴くことができなかった奇跡の名曲「BOGYS BOOGIEがきこえる」を、メンバー監修のリマスタリングのもと初めて7インチ化したのがコレ。この曲を聴くためにV.A.『STRAIGHT AHEAD II』を大事に持ち続け、ベスト盤CD『WE FOUND THE XXX!』を繰り返し繰り返し聴き、トリビュートアルバムV.A.『ダブルボギーズ トリビュートアルバム「君の窓から」』でのSIDE SEVENによるカヴァーも聴き込んだものです。裏面には「BREAK DOWN!」をカップリング。後のメロディック・パンク及びメロコアに与えた影響力の高さといえばSNUFFの存在が絶大とされますが(SNUFFの初音源発売は1989年)、同時代においてより早かったとも言えるDOUBLE BOGYSのこの曲こそ絶対に外せない存在と言えましょう!必携!
(JPN / WAX / TKJA-10076 / MEDIA:NM / JACKET:NM 帯付)
WAX期カーネーションの大傑作2ND!
再発盤/初期カーネーション・サウンドの肝となるギタリスト坂東次郎が在籍した最後のアルバムとなった1988年作2ND。「SURFIN LIFE」にはDARIEこと濱田理恵が参加。「DRIVE INN」や「3丁目の夏」、「JENNY JET」、「WALK ON」、「愛しのリボンちゃん」など、芳醇なアレンジが詰め込まれた国産80’Sポップ史上に輝く大傑作。
(JPN / ユピテル YUPITERU / YS-81 / 1982)
ストレンジでミュータントな究極の和ニューウェイヴ!PETER IVERS「MODERN TIMES」を和レゲエ+プログレ化したような圧倒的音像!
国内外で再評価が進む、原マスミの原点1982年発表の7インチ。その独特な声質と異常なファンクネスが渦巻いた、ストレンジでミュータントな響き・世界観はまさに唯一無二。アルバム『イマジネイション通信』収録ヴァージョンより、イントロに過激なエフェクト+シンバル音?が入った仕様の「天使にそっくり」、「アブク」をカップリング。演奏・編曲はプライベート・ドクター(川島”バナナ”裕二)。
(JPN / RADIO CITY / RL1010 / 1984 / MEDIA:EX- / JACKET:VG+ 経年シミ)
「ウキウキWATCHING」収録!ですが、それだけじゃない!
ごぞんじ、1982〜2014年までの日本のお昼といえば、なモンスター級・国民的TV番組『森田一義アワー 笑っていいとも』から飛び出た、羽賀研二・野々村真・久保田篤の初代いいとも青年隊によるファースト・アルバム。お馴染みの番組テーマ曲「ウキウキWATCHING」はもちろんですが、羽賀健二ヴォーカルの甘口オールドタイミー・スウィング「DRY SHERRY FOR TWO」、テクノ歌謡〜ラップ歌謡している「だったらツイスト」や「脳ミソ・タランラップ」、WHAM!意識の「失恋コンテスト」など、驚きの充実度。
(JPN / NON-STANDARD / 28NS-8 / 1985 / 見本盤 / MEDIA:EX- / JACKET:EX- ジャケット裏に見本盤ステッカー シュリンク帯付)
細野晴臣主宰の革新的レーベル=NON STANDARDの重要楽曲を一挙収録!
1984年に細野晴臣が主宰したレコード・レーベルNON-STANDARDのショウケース。WORLD STANDARD、SHI-SHONEN、URBAN DANCE、越美晴、ピチカート・ファイヴ、細野晴臣、MIKADOといった40年近く経過した現在でも再評価が高まり続ける個性派・芸術派揃い。冒頭から一気に引き込まれるWORLD STANDARD「LÉ TRAIN MUSICAL」、テクノ歌謡金字塔の中原香織「銀河鉄道の夜」のインスト・ヴァージョン、初期ピチカート・ファイヴのメガ・ミックス作品「WHAT’S NEW PIZZICATO!」、代表作の一つであるSHI-SHONEN「LOVELY SINGIN’ CIRCUIT」他、テクノ・ポップからエレクトロ・ファンク、ニュー・エイジなど、世界レヴェルで圧倒的内容。必携!
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TRACK LIST
A1 ワールドスタンダード WORLD STANDARD / LÉ TRAIN MUSICAL
A2 SHI-SHONEN / LOVELY SINGIN’ CIRCUIT
A3 アーバン・ダンスURBAN DANCE / DR.DIET
A4 越美晴 MIHARU KOSHI / MADAMOISELLE JUJU
A5 ピチカートファイヴPIZZICATO V / WHAT’S NEW PIZZICATO!
A6 細野晴臣 HARUOMI HOSONO / 銀河鉄道の夜 NOKOTO DE LA GALAKSIA FERROJO
B1 ミカド MIKADO / UN NAUFRAGE EN HIVER
B2 SHI-SHONEN / BYE-BYE YUPPIE
B3 ワールドスタンダード WORLD STANDARD / たんぽぽのお酒 LIKVORO EL LEONTODO
B4 アーバン・ダンス URBAN DANCE / WHY
B5 ノンスタンダード合唱団NON STANDARD CHOIR / 主よみもとへ近づかん SHUYO,MOMOTOE CHIKAZUKAN (HYMN, PROTESTANT NO.320)
(JPN / かげろうレコード / 0005 / 1983)
関西アングラ・ニューウェイヴの伝説!
80’S関西アンダーグラウンド・シーンを象徴するレーベルの一つ、西宮の”かげろうレコーズ”を主宰していた今村空樹率いる、短命ながら伝説を残したニューウェイヴ・バンド。東欧や中近東の民謡、ギリシャ音楽、レゲエ、ダブ、ポストパンク、電子音楽など、様々な音楽性を内包し、架空のオカルト科学”リーディア主義”という概念を用いて歌詞を構築していたという特異なサウンドは海外からも熱烈支持・再評価が進んでいます。ニュージーランドのオブスキュア音源発掘レーベルSTRANGELOVEからアナログ・リリースされたことも話題になりましたが、こちらの「セイレイ舞踏」、「矢ばねのやいば」はソコにも未収録。
(JPN / WARNER BROS. / LS-1060 / 1987 / MEDIA:EX- / JACKET:EX- ピンナップ付き)
筒美京平マジック!ブロウ・モンキーズを下敷きにしたラグジュアリー歌謡!
THE BLOW MONKEYS「IT DOESN’T HAVE TO BE THIS WAY」を下敷きにしてしまった、裏人気曲の7インチ。康珍化×筒美京平×馬飼野康二という三人の天才が仕掛けた奇跡的トラック。冒頭のバレアリックなパーカッション・ブレイクも最高です。
(JPN / EPIC/SONY / 1982 / MEDIA:EX- / JACKET:EX-)
(JPN / RCA / RVS-545 / 1979 / MEDIA:EX- / JACKET:EX-)
DONNA SUMMER「I REMEMBER YESTERDAY」引用のクラシック!加藤和彦が作曲、瀬尾一三がアレンジを担当!
2NDシングル。アルバムとは別ヴァージョンです。「すてきなヒット・ソング」は竹内まりや自身が作詞作曲を担当、瀬尾一三が編曲を手掛けています。

